2011年10月04日 (火)
本日は、10月に入ったということで、名物カキフライが解禁となった冨貴へ2回目の取材に行ってきた。
来店時間は3時過ぎだったにもかかわらず、店内はいっぱい。このご時勢でも揺るがない相変わらずの人気だった。
早速空いたカウンター席に座り、ママにカキフライをお願いした。ママから話を聞いたところ、今年は大地震の影響で、いつも仕入れていた三陸は広田の牡蠣は大ダメージを受けていて仕入れられなかったが、今年代わりに仕入れた三重県の牡蠣は、身は少し小ぶりだが、味が濃くて美味しいとのこと。
出てくるまでの間に、お茶とお茶請けの漬物が出てくる。お茶はほうじ茶。10月という微妙な時期に合わせてだろうか、熱すぎず、ちょうど呑みやすい。漬物とほうじ茶を楽しみながら店の様子を観察していると、やはりカキフライを注文するお客さんが多い。冨貴のカキフライを待ち望んでいたお客さんがたくさんいるのを確認できた。
そこでちょうどやってきたカキフライ定食に、早速手を伸ばす。まずは何もつけずにパクリ。噛み付くと油の味と、それに負けない牡蠣の深いが口の中に広がる。正直何もつけずに食べても十分いける。まず、そもそもとして牡蠣としての味が深いが、よくある牡蠣の癖というものが極薄く、程よく利いた塩の味のおかげか、風味といえるレベルになっている。
素の味を堪能して、早速油モノと相性のいいソースをつけて食べようとするが、そこにママが奥からマヨネーズを持ってきてくれた。うん、カキフライといえばソースとマヨネーズだよな。黄金トリオと言える「カキフライ」「ソース」「マヨネーズ」が揃ったら、箸がとまるはずもなく、5分ほど意識が飛んで、気づいたら既にお代わりしたご飯も全て綺麗に空になっていた。
冨貴さん今日もご馳走様でした!
SHUEI 広島産 ジャンボ生剥き牡蠣 (生カキ むき身) 1kg 1780円
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