2011年09月30日 (金)
目の錯覚という言葉を聞いたことがあるだろうか?明治大学では、それを学術的に研究し「計算錯覚学」と名付け、数学を用いて理解しようとしている。「計算錯覚学」の研究成果が展示されているこの場所で、あなたも錯覚の世界に惑わされてみないか?
2011年5月14日よりオープンのこの美術館だが、現地に行くと様々な錯覚が何点も表示されている。テレビ番組などで見る、玉が坂を上っていくように見える現象や、静止画なのに動いているように見える画像(上に掲載している画像がそれに当る)など、とても不思議な体験が出来る。
正方形が並んでいるだけなのに、膨らんで見えてくる…。う~~ん、目が回る。
また、車を運転している人は経験したことがあるかもしれないが。上り坂なのに下り坂に見えてしまうという錯視も体験できる。この技術を上手に利用すれば、渋滞の解消にも役に立つ技術になることが期待できそうだ!
ここに紹介したものは展示のほんの一部。まさに百聞は一見にしかず!まずは、美術館へ行って体験して欲しい。きっと目の錯覚の奥深さを体験できると思う。
錯覚美術館(http://compillusion.mims.meiji.ac.jp/meaning.html)
開館時間 毎週土曜日 10時から17時
入館料無料
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